自分の人生と結婚
私は大学を二校卒業し、就職が他の人よりも遅れました。採用枠も中途採用であり、求められることの大きさと、それに応えようとする焦りに悩まされ、何度も転職を繰り返してきました。しかも、転職するたびに待遇は悪化してしまい、ますます道に悩むという悪循環を繰り返していました。(そして、現在も失業中です。)
結婚後、私はすぐに仕事を辞めました。もともと給料が安かったのに加えて、結婚後は無償の残業や休日のサービス出勤に不満と不安を感じたからでした。その後二か月ほどして、再就職しましたが、三十歳を超えて再び未経験の仕事を一からスタートすることになりました。その間、妻は妊娠していましたが、お金や生活の不安は当初から現実的な問題だったために、次の仕事に希望を持って鬱屈した日々を二人で乗り越えることができました。
しかし、次の仕事はまったくの未経験で身体を使う仕事でもあり、ゼロからのスタートで将来に希望が持てる内容でもありませんでした。給料は日払いでしたが前職よりも収入が増えたので、妻はつつましかった生活をさらに切り詰めて貯金を続けて未来に希望をつないでくれました。私は私で、少しでも将来の役に立てようと必死に様々な資格取得を進めました。疲れた体で参考書を開き、休日も図書館での勉強に費やしました。
その後、私は独立を果たしましたが、あっという間に失敗してしまい妻が続けてくれた貯金の多くを消費してしまいました。年齢も三十代後半に達した私には既に正社員の働き口は無く、アルバイトでさえも雇ってもらうことができず、日々無為に過ごしているような状況です。