色々な問題もある
こうした状況の改善を社会に求めることはできないと思います。今後、景気が回復したとしても、それがすべての人に恩恵をもたらすことはないと思えるからです。そして、一人一人の人間が背負った“条件”は簡単に改善されるようなものではないし、改善されなかったとしてもその人のせいであるとは思えません。
私は、結婚や生活の豊かさについての認識が変わることが必要ではないかと思います。経済情勢が厳しいなかで、男女に関わらず、自分の生活を自分で立てる必要性が出てきたとき、あるいはそういう社会的な地位に立たされたときに結婚の意義は変化してくるのだと思います。そして、そのときこそ結婚の“条件”が受け入れるものではなく、二人で作り上げていくものに変わるのだと思うのです。